四人展最終週は22日㈮~作家紹介③長嶋康世 佐原昌孝

昨日は大阪で大きな地震がありました。被害の大きかった地域の皆様のお見舞い申し上げます。東海地区も他人事ではない地域です。日ごろから防災意識と助け合い意識を育てておかなくては、と改めて思います。

本日は、6月企画四人展作家紹介③長嶋康世さんと佐原昌孝さん。

                        伊藤みどり撮影 長嶋康世

長嶋康世の作品には、どこかおとぎ話の挿絵のような懐かしい異国情緒をスタッフは感じています。長嶋はお気に入りの作品は?という質問に青一色で描かれた作品という謎めいた言葉だけを答えています。青一色・・・・どの作品が長嶋のお気に入りか、そして何故青なのか、それはなんの青なのか・・・ぜひ、作品との対話もお楽しみください。

佐原昌孝。他の色味ももちろんあるのですが、モノトーンの風景に胸に迫るものを感じます。胸がチクチクするくらい懐かしく切ない日本のあずまやに小さな明かりが灯った作品は伊藤も、そしてスタッフもお気に入りです。ご本人はこの作品はお気に入り2位だそうです。さて、映えある1位は?部屋から…がヒントです。そんな飾らないお人柄の佐原は今の年齢になり、一層日本の建物、風景の美しさを感じるようになったと言います。ぜひご来場になって実物を見て、佐原が描く日本の原風景への愛や憧れを感じてください。

早いものでいよいよ今週は最終週、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

画廊は22日(金)、23日(土)は13時オープンとなっております。最終日は25日(月)12時~18時まで。